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家族の日常

嫉妬心から抜け出せた僕が、家族と発表したいこと

2020/02/25

嫉妬心から抜け出せた僕が、家族と発表したいこと

 

いやー。

まいったなあ。

まさか同じようなことをしようとしている人がいるなんて…

バンライフで生活しながら旅をすること、そして準備していたクラウドファンディングもほぼ一緒の時期…

しかもその人たちは2月はじめからクラウドファンディングをスタートしたみたいで、3月上旬からスタートしようと思っていた僕らは完全に真似をしているみたい。

僕らは子どもと一緒の家族旅、その人たちは夫婦の旅と、違いはあるけれど似過ぎている。

 

そう、僕たちと同じバンライフで旅をしようとタビワライフさんという夫婦がいたのだ。

その夫婦のインスタグラムのフォロワーは1万以上。

僕らはふたり合わせても1000ちょっと。

影響力の大きさもまるで違う。

先を越されたー。

悔しいー。

もっとすごいことを考えないと!

 

と今までなら100%思っていた。

 

僕は子供の頃からかなりの嫉妬しいで、欲しいものを誰かの次にもらうことになったり、

自分がしようとしていたことを先にやられたりしたら、それはそれはもう頭に血が上っていた。

学生時代、家族での夜ご飯に唐揚げが出てきたら、一番大きなものを取らなければ気がすまなかったほどだ。笑

 

舞ちゃんからも、

「もっと穏やかに深呼吸してね」

とよく言われていた。

 

そんな僕は去年の年末に仏教に出会ってから、強い嫉妬心がなくなった。

今までは興味のかけらすらなかった。

実家は仏教だが、宗派がなにかも全く知らない状態。

仏壇に手を合わせるときは、お盆とお正月だけで、その時も早くご飯が食べたいからという理由で素早く終わらせていた感じだった。

 

「君は社会性がないね。仏教を学んでみたら?」

とある整体の先生に言われたことがきっかけで学び出した仏教。

 

よく旅人は社会不適合者だねという表現をされることが多いが、逆に今まで出会った旅人はコミュニケーション能力、社会性は半端なく高いなと思う人が多かった。

僕は社会不適合者(旅人)であり、なおかつ社会性がないとんでもなくやばい人なのではないだろうか…と気づいた。

かなり落ち込んだ。

コミュニケーション能力で生きてきたと勝手に思っていた自分にとっては、立ち直れないほどのショックだった。

でも自分でもなんとなくわかっていたのかもしれない。

 

10年以上大好きだった自己啓発が、どこか響かなくなってきていた時期でもあった。

それでは何も変わらないと思いだしていたのかもしれない。

仏教は自然と呼吸をするように、僕の中にすっと入ってきた。

 

仏教でも禅、座禅を中心に書かれている書物を読んだ。

その中に書いてある言葉が目に止まった。

「生きとし生けるものが幸せでありますように」

 

これだ。

僕に足りなかったものはこれだったのではないか。

命ある全てのものの幸せを願う。

微生物もミツバチも鳥も動物も人間も、全ての幸せを願う。

生きている存在の幸せを願えば、何か変わるのではないかと思った。

 

この本に面白いことが書いてあった。

「ゴキブリを見ても、ああ一生懸命生きている、仲間だなあと思ってもらいたいのです。仲間だと思った時点から、ゴキブリは攻撃しません。ゴキブリも遊んでくれますよ。自分もゴキブリを嫌でなくなります」

 

ライバルも苦手な人間も世の中にいるかもしれない。

けどみんな一生懸命生きている仲間なんだなあと思うことができた。

 

タビワライフさんのクラウドファンディング成功したらいいなあ。

しかもバンライフのことが詳しく書いてあって分かりやすいし、読んでみるとこっちまでワクワクする。

皆さんもぜひ見てみてください。めっちゃワクワクします↓

https://camp-fire.jp/profile/タビワライフ/projects

 

同じ車という生活でも、その人その家族で全く違うんだろうなあ。

それがまた面白いなあ。

 

社会性がない夫と、自然とヨガ哲学をこよなく愛する妻、1歳ほやほや赤ちゃんの3人でのバンライフ旅。

ありがたいことに、

僕らの旅に興味が興味ある、応援したいなーっていう人にたくさん出会った。

 

僕たちも、3月にクラウドファンディングを開始します。

応援よろしくお願いします。

親子写真

Written by 溝口直己

Photo by Mai

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