ウミガメから受け取ったメッセージ
2019/10/21
海の写真を見るとドキドキする。
前世は魚か何かだったのかな。イルカとかウミガメを想像したけど、友達に「舞ちゃん、ワカメとかじゃない?」って笑われた。
先日ヨガの旅に参加し、島から帰ってきた。
体に海に包まれたときの感覚がずっと残っていて、地球に何か恩返したい、繋がりたいと胸の中がずっと熱い。
加計呂麻島で私の上半身くらいある、まるで岩のような大きなウミガメに出会った。
その日はとても晴れていて、透明度が高く海の底まで太陽の光が届いていた。
泳いでいると、海の底で岩が動いているような気配がした。
よく見ると、大きなウミガメが静かに座っている。
じっとしているウミガメを初めて見たので、怪我している?寝ている?と少し観察した。
“近くにいきたい”
空気を肺いっぱいに吸いこんで、海面を蹴り真っ直ぐに底まで潜っていく。
私が近いても逃げない。
ドキドキしながらそばにいくと、ゆったりと一緒に泳いでくれた。
大きな甲羅に中指でそっと触れた。
大きな目はとても美しかった。
ウミガメに会った日、私はとても興奮していて、会う人会う人にウミガメの話をした。
京都に帰宅し、数日たってもまだ興奮していて、
あの美しい目と、ゆったり泳ぐその姿が忘れられずにいる。
宿の人も見たことないという3匹目のウミガメは、
きっとそこに住んでいるんだと思う。
(2匹その海に住んでいるのはわかっていたそう)
私はあのウミガメからメッセージを受け取った気がしている。
「この地球に一緒に住んでる私達がいるよ。人間だけじゃないんだよ。」というメッセージ。
海が好きな私は、数年前からプラスティックゴミを減らすことに取り組んでいる。
海を汚し、生態系に大きく影響していると知ったからだ。
私達だけじゃなく多くの生き物の母なる地球。
当たり前にあるような気がする地球も
壊せば無くなってしまう。資源も美しい景色も。
”海の近くに住みたい”その思いはより強くなった。
海から受け取ったメッセージを発信し、より行動に移していこう。
大きくなった明ちゃんにも美しい地球をみせてあげたい。Mai
Photo by 溝口直己